2007年03月08日

アル・ゴア氏は団塊の世代か?

自宅勤務日。出勤せず、一日中外出もせず、家で過ごす。

昨日今日と寒さが戻っているが、久しぶりで庭に下りてみたところ、スイセンが咲き始めていた。

庭でスイセンの写真を撮っているとき、居間で本を読んでいた夫人が、「アレ!」と声をあげた。
「エリクソンという人、『ふくろうの足あと』に出てきたわよね」
と言って、本の一節を読み始めた。

『私は学生時代に有名な心理学者エリク・エリクソン教授のもとで学ぶというすばらしい経験を得た。彼は全ての人びとが経験する人生の発展段階を、心理学的に初めて分析した人物だった。当時私は自分の「アイデンティティ」を発見し、定着させる段階である青春期の「模索の時代」にあり、エリクソンの教授の教えに深い影響を受けた。』

エリクソン教授に影響を受けた人物は誰なのか。夫人が読み上げた本は、「地球の掟」、著者は「アル・ゴア」だった。夫人にその本を見せてもらい、いくつかのことを確認した。

「地球の掟」
 1992年9月18日初版
 ダイヤモンド社、小杉隆訳、2500円
アル・ゴア
 1948年3月31日生まれ

日本流に言えば、1948年生まれのゴア氏は、ちょうど団塊の世代に当たる。第二次世界大戦が終わった安堵感から、ベビーブームが訪れたのだから、この現象は全世界で起こったのでないかと思われる。果たしてアメリカにも団塊の世代に相当する人口の大きな塊があるのだろうか。もしそうならば、エリクソンの「アイデンティティ」論は、日米双方の団塊の世代に大きな影響を与えたことになる。

夫人はこの本を「ブックオフ」で買ったそうだ。確かにブックオフの100円の値札が貼り付けてあった。また本の間に、『「地球の掟出版記念講演会」ご参加いただきまして、ありがとうございました。…衆議院議員 小杉隆』と記された紙片が、はさまれていた。
posted by 里実福太朗 at 00:00| 里ふくろうの日乗