2007年03月14日

ホワイトデーのショウウィンドウ

2月14日にチョコレートを渡してくれた人に、昨日買い求めた洋菓子を渡した。うまい具合に商業主義にのせられてはいるのだが、男から女へ贈り物をすることは、誤解を招くこともあるのだろうから、おおっぴらに贈り物をするきっかけを与えてくれていると思えば、あまり目くじら立てることもない。

贈り物の洋菓子は、昨日仕事帰りに船橋西武で買い求めた。デパート前の広場に、ズラッと出店が並んでいたが、人通りのある寒い場所で品物を選ぶ気にもならないので、そこを通りすぎるときに声を掛けられたが、まっすぐ前を向いて入り口に向かった。

地下の食品街はあまり混んでいなかった。買うものは、まだ決まっていなかった。ぶらぶらと歩きながらショーケースを見て回り、適当なものを決めようと思っていた。まず一巡して候補をいくつかに絞り、二巡目で決める心づもりだった。

とある店の前で足が止まった。ほかの店と商品の配列の仕方が違う。とても見やすい。ほかの店は、高さが腰の少し上あたりまでのショウケースを用いて、その上にも商品を並べている。だから全商品を一目で見渡すことができない。ショウケースの前に二三人立っていれば、その人たちがどかないと商品を見ることがもできない。

ところがその店は、ショウケースを高く広くそして奥行きを狭くして、全ての商品を前後に重なることなく並べていた。横幅の広い本棚に、適当な間隔で商品を並べているという感じだ。だから一度に10人以上の人が、ショウケースの前に横一列に並んで、商品を選べるようになっている。こうなるとショウケースと言うより、ショウウィンドウと言った方がいいかもしれない。

わたしがそのショウウィンドウの前に立ったときは、ほかに誰もいなかった。それでもショウウィンドウの脇に立った店員さんが、大きな声で商品の説明を繰り返してくれていた。何にしようかと、カニのように左に動き右に動いているうちに、いつの間にか10人以上の人が集まっていた。すると、ショウウィンドウの後ろから、一人二人と店員さんたちが、ぞろぞろと出てきた。客の増加に応じて、店員さんをすぐに増員できる柔軟性もなかなかなものであった。
posted by 里実福太朗 at 00:00| 里ふくろうの日乗