2007年03月29日

リコール

昨日H自動車からリコールの知らせが書留で届いた。わざわざ書留で届いたので、重要な知らせだろうという予想はついたが、はたしてそうだった。
不具合の箇所は、フューエルポンプリレーという電気装置ということだった。届いた書類にいろいろと詳しい説明が載っていたが、要はそのまま放置すると、配線が断線してエンジンが止まってしまうというものだった。

走行中にエンジンが停止してしまうことは、過去に一度経験していた。その時の車はM自動車製だった。近くの小学校で投票をしたあと、家族全員が乗車して発進させた直後、突然エンジンが停止してしまった。ハンドルを切ることもできない、ブレーキもきかない。ハンドルは空回りするだけだったが、何回か左にまわしたところ、かろうじて少し左側に曲がった。発進した直後だったのが幸いした。車はそのまま徐々に左に進路を変えながら速度をゆるめ、やっとのことで路肩に停車した。

家から一番近いM自動車の営業所に車をあずけ、点検してもらったところ、何日かしてから連絡があり、コンピュータに不具合があったということだった。大きな事故を招くおそれがある重大な欠陥だったが、そのあとリコールがあったとは聞いていない。その後何年かして、M自動車の欠陥隠しが大きな問題にはなったが、近頃はそれも次第に世間の記憶から遠のいているようである。しかし私は忘れようにも忘れることができない。

こういう怖ろしい体験をしたことがあるので、エンジン停止のおそれがもあるということであれば、すぐに点検してもらわなければならない。明日は、東金に行く予定もあるので、なおさらのことである。午前中に予約の電話を入れ、午後2時半頃点検に行くことにした。

点検してもらったところ、私の車に使われていたのは、不具合の発生するおそれのある部品ではなかった。整備の人に聞いたところ、フューエルポンプリレーという部品は、二つの部品メーカーが納入しているそうである。そのうちの一つのメーカーのものが、不良品だったということだ。だからたまたまそのメーカー製の部品を使った車は、最悪エンジン停止のおそれがあったということになる。それを聞いて、
「運・不運があるんですね」
といったところ、整備の人は身をかがめて恐縮していた。
posted by 里実福太朗 at 00:00| 里ふくろうの日乗