2008年08月06日

週刊誌の記事から

昨日、駅の売店で「週刊朝日」を買い求め、武蔵境までの長い道中それを読んで過ごした。「週刊朝日」を買ったのは、新聞広告に
『ゴア元副題跳梁の原発利権=x
という見出しが載っていたからだ。

だいたい見出しが刺激的であればあるほど、拍子抜けする内容であることも多い。それでもなお、『地球温暖化問題、CO2削減は原発推進の口実なのか…』という刺激的な副題がに呼び寄せられてしまった。

メディアリテラシイの立場からすれば、この記事が正鵠を射たものであるのかどうかを検証しなければならないのだが、残念ながら問題が大きすぎてとても手に負えない。ただ、そういう見方もあるのだということだけは、記憶にとどめておくことにしよう。

思いがけずこんな記事も載っていた。
『「セミがいない夏」は要注意?
 やっぱり気になる地震との関係』
ゴア氏の記事ではなく、このセミの記事が、新聞広告の見出しトップであったとしても、この週刊誌を買っていたことだろう。

その記事を読んで分かったことは、世の中には、例年に比べてセミの鳴き声が少ないと感じている人が少なからずいるということだった。私だけではなかったのだ。さらにセミが少ないということと、地震とを結びつけている人もいるということだった。

以前、秋の虫が樹上で鳴いているのに気づき、地震の予兆でではないかと心配したことがあった。阪神・淡路大震災の直前にも、樹の上で虫が鳴くことがあったそうで、その体験談をまとめた出版物でそのことを知り、地震との因果関係により真実味を感じたものだった。しかしその後、樹上で鳴く虫が実際に存在することが分かり、樹上の鳴き声と地震とを安易に結びつけることの危険性を学んだのだった。

先日、緑の多い公園にセミの調査に行った時、すれ違った老婦人が、
「ここには、夏の雰囲気があるわね」
と、肩を並べて歩いていた老人に話しかけていた。そこは公園の中でも、樹木が緑濃く茂り、セミの声がひときわ高く聞こえてくる場所だった。
posted by 里実福太朗 at 00:00| 里ふくろうの日乗