入院している人にとって、見舞客があることはうれしいことなのだろうか、それとも人と会うことで神経が高ぶり、見舞客が帰ったあとも、尖った神経がなかなか鎮まらないということになるのだろうか。生まれてこの方入院したことのない身にとっては、そのあたりが今ひとつよく分からない。こんなことを思うのも、ガンを患って入院した父親が、ほんの一握りの人を除いて入院したことを伏せておき、見舞いの人に会わなかったことが記憶に残っているからかも知れない。
ただ、家族も医療スタッフの一員というとらえ方もあるそうだから、家族ではないけれど、一族の末席には連なっている人間が顔を見せれば、何かの役に立つかもしれない。また、入院期間が長くなれば、医療スタッフの一員である家族に疲労の色が濃くなることは避けられない。そんなことも気になって出かけたのだった。
先週と同じルートで飛田給まで行った。ただ、先週の轍を踏まないよう、前もって乗換案内で念入りに調べておいた。「快速橋本行き」に乗ったら、調布駅で普通電車に乗り換えるのではなく、つつじヶ丘駅で乗り換えれば、間違うことなく飛田給まで行くことができるということも分かった。ということで、今日は一度も迷うことなく榊原記念病院までたどり着くことができたのだった。
前回来たとき、飛田給から病院までのバスの時刻表をデジカメにおさめておくことを忘れてしまったので、今日は忘れずに撮っておいた。

(雨が降っているため水滴が付着)
午前と午後との違いはあるかもしれないが、先週とは違って、今日は駐車場にかなりの数の車がとまっていた。なお、駐車料金は次のようになっていた。
利用時間:終日(24時間)
整理料金
外来診療…3時間まで200円
以後30分ごとに100円加算
見舞い……30分まで100円
以後30分ごとに200円加算
一般………30分ごとに200円加算
注意事項(抜粋編集)
…外来診療・見舞の場合は、駐車券検印所で検印を受ける。検印がないと、割引とはならない。