2009年07月29日

八ヶ岳山麓の夕食事情

今日も不安定な天気だった。曇っていると思えば、急にカッと陽がさしてきたりという具合に、そういう急激な変化の繰り返しだった。さらに不快指数で言えば、全員不快を感じるレベルで、午後にはついに今年初めてクーラーを入れた。

今頃になって、右足がなんとなく重く、だるさも感じるようになってきた。法事のために山梨に出かけた際、長時間にわたって車を運転したことの影響にちがいない。昔から長時間の運転はあまり苦にならないのだが、帰路中央道で、どうしても避けられない渋滞にまきこまれ、ノロノロ運転を長時間続けたせいなのだろう。

往路は新しいルートで走ったおかげで、激しい渋滞に巻き込まれることなく、11時前には「甲府・昭和インターチェンジ」に着いた。中央道を下りてからは411号線に入り、山梨学院大学を過ぎたところにあるファミリーレストランで、ゆったりとした気分で昼食をとることができた。

近頃ファミリーレストランは苦しい状況にあるそうだが、甲府の中心地を少し外れたところにあるそのファミリーレストランは、11時を過ぎる頃にはお客さんの数が増えてきた。ただ奇異に感じたことがあった。それは、その中に高校生が多く含まれていたことだ。みな制服を着ているところからすると、クラブ活動などの帰りなのだろう。

ファミリーレストランなら、比較的低料金で腹一杯食べられるから、彼らが利用することにも納得がいくが、子どもたちが大ききなった今では、ファミリーレストランをあまり利用しないので、この現象が全国的に広がっているのか、あるいは地方都市に顕著に見られる光景なのか、その点についてはよく分からない。

ファミリーレストランといえば、知人の山荘のある小淵沢周辺ではあまり見掛けることがない。八ヶ岳山麓にはペンションが多く、夕食は宿でとればよいのだから、わざわざ食事のために外出する必要はない。わざわざ八ヶ岳まで来て、ファミリーレストランを利用するのもバカらしいと思う人もいるにちがいない。こういうことが、ファミリーレストランを必要としないことの理由なのだろう。

ただ、ペンションを利用せず知人の山荘を使わせていただく場合には、夕食をとる場所で頭を悩ますことになる。もちろん山荘のキッチンで料理することもできるのだが、せっかく避暑地に来たのだから、予約などせずに手軽においしい料理を楽しみたいと思うのが人情というものだ。ところが小淵沢周辺にはそういうお店があまり多くないのだ。

どこかに適当な店がないものかと、車を走らせて探し回るのだが、見つけることができずに、結局今までに利用したことのある「道の駅」のレストランに落ち着くということになってしまうのだ。ところがたどり着いたとしても、なにしろ数少ないレストランゆえ、無事食事をとることができるかどうかは約束されてはいない。

去年などは、空きっ腹を抱えながらやっとたどり着いたそのレストランで、やれやれこれでやっと夕食にあるつけると思ったのもつかの間、席はいかつい体格の青年たちで埋め尽くされていた。からだ格好から見ると、柔道の合宿に参加している高校生のようだった。

彼らの食事が終わったあと、やっと席に案内されてメニューを見ていると、店の人が来て注文可能な料理を教えてくれた。ライスは彼らが食べ尽くして、もうメン類しか残っていなかった。しかたなくソバを注文してどうにか腹を満たしたのだった。こんなことだってあるのだから、夕食をとることさえもなかなかむずかしいのだ。

法事の終わったあとは、八ヶ岳山麓の山荘に一泊させていただくことになっていた。今までのことがあるので、今回はあらかじめネットで調べて、「TOMATO」という家庭的な雰囲気のレストランをさがし出し、電話で予約しておいた。
posted by 里実福太朗 at 00:00| 里ふくろうの日乗