2010年08月14日

「権藤はな子」は「権藤はなよ(はな代/花代)」

地元の市立図書館を通して、県立図書館に予約しておいた本が、入ったという連絡がメールで届いた。受取りに行った本は、以下の2冊。「雪こんこお馬」の方は、予約した後、別ルートで入手できていた。

「権藤はな子童謡集 雪こんこお馬」
(凡人會、昭和7年9月発行)
…復刻版「叢書 日本の童謡」(分売不可)所収
…大空社、1996年9月発行

「日本 童謡のあゆみ」
…大空社、1997年3月発行
…「叢書 日本の童謡」の別巻(分売可)

「雪こんこお馬」の著者「権藤はな子」は、もちろん「権藤はなよ」のペンネームである。私も権藤はなよについて調べ始める前は、「はな子」という名前で作品を発表していることは知らなかった。分かっていたのは、「たなばたさま」を作詞したのが「権藤はなよ」ということだけだった。

こころみに、「たなばたさま」をキーワードとして検索してみると、名前の表記の仕方に揺れがあることが分かる。

 はなよ
 はな代
 花代

以上の三つの表記が多く使われている。ちなみにウィキペディアでは、「花代」となっていた。「はなよ」が本名だから、他の二つはペンネームということになるだろう。

このように表記が揺れているのは、作品を発表する際の名前を、権藤はなよ自身が、時代の移り変わりに従って変えて使っていったこともその理由としてあるのだろう。

独身時代
…「笛吹き川」など=伊藤はなよ
結婚後
…「窓」など=権藤はな代
…「雪こんこお馬」など=権藤はな子

いろいろと迷っていたことが伺われるが、最終的には「権藤はな子」で落ち着いたようだ。

ただ、かつての私がそうであったように、この「権藤はな子」が、「たなばたさま」を作詞した「権藤はなよ」と同一人物であることは、あまり知れ渡っていないように思われる。ウェブの世界でも、「権藤はな子」で検索した場合と「権藤はなよ」で検索した場合とでは、その検索結果が明らかに違う。

最終的に落ち着いた名前が「権藤はな子」であるならば、いっそのこと「たなばたさま」の作者名も、「権藤はな子」にしてしまった方が調べる側にとっては都合が良いのだが…。乱暴すぎると危惧するむきもありそうなので、せめて「権藤はなこ子」と「権藤はな代」が結びつけられるようにしておくことは、最低限必要なことなのだろう。ということで、このようなブログを書いてみた。
 
posted by 里実福太朗 at 23:55| 里ふくろうの日乗

神田大イトザクラ

2010年8月2日 午後

中央本線の下り電車が小淵沢駅に近づくと、進行方向右側の車窓から、「神田(しんでん)大イトザクラ」と呼ばれる立派な桜の樹が見えるそうだ。穴山からの帰途、そのイトザクラを見るため、アカイヌ山荘オーナーさんの道案内で田園地帯を走った。

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大イトザクラは、この猛暑の影響もあるのだろうか、かなり疲労困憊した姿をさらしていた。周囲の半分ほどには、樹勢回復のための防風ネットが設置してあった。

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…山梨県指定天然記念物(昭和34年指定)
…樹齢約400年

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posted by 里実福太朗 at 22:47| 里ふくろうの日乗