2011年03月31日

お花見・宴会の自粛に関して

このところ暖かい日が続き、サクラの開花が急ぎ足で進んでいる。古くから住みなしている佐倉地方の集落では、畑地のへりに沿って植えられたサクラの木が、ひっそりと遠慮がちに咲いていた。

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上野公園などの都内のお花見の名所では、震災・計画停電などに配慮して、園内での宴会の自粛を呼びかける看板を設置しているそうだ。ただ、こういう看板が設置されなくても、脳裏に被災地の惨状が鮮明に刻み込まれている今は、ドンチャン騒ぎなどとてもできない、と多くの人が思っていることだろう。それこそ、行政が押しつけることではないのだ。

プロ野球の開幕日を巡って、セ・リーグが延期に異を唱えたことは記憶に新しい。あくまでも3月25日の開幕を譲らず、計画停電が実施されているこの時期に、東京ドームでナイターの試合を強行しようとした。その背景には、読売ジャイアンツ会長の横暴さがあったと取りざたされている。テレビニュースでは、ナベツネ氏と記者とのこんなやりとりが流れた。

「かりにパ・リーグがずらすとしてても、セ・リーグは…」
と記者に尋ねられたナベツネ氏は、こう答えたのだった。
「勝手にすればいいだろう、パ・リーグは…こういうときに何もやらないのがいいんだと考える連中は、勝手にしろよ。そんなのに付き合ってられるか」
こう言い残して去って行くナベツネ氏の横には、長島さんが連れ立って歩いていた。こんな場に居合わせて、長島さんも気の毒なことだった。

さきほどまでは、お花見・宴会の自粛などは、行政が押しつけることではないと思っていたが、こんな騒動があったことを思い出すと、残念ながらこういう形をとることも、やむを得ないのかもしれないと思われてくる。だけど、なんだかイヤな感じがするな。

サクラの木だって、事情は心得ている。今年のサクラの花は、どことなくもの悲しげな雰囲気を漂わせている。サクラ花は、その華やかさばかりが喧伝されるが、本来はもの悲しさを内にたたえている花なのかもしれない。別の表情を見せる今年のサクラの花を見れば、自ずとバカ騒ぎなどをしたいと思わなくなるに違いない。心静かに、お花見をすることにしよう。

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posted by 里実福太朗 at 23:55| 里ふくろうの日乗

2011年03月30日

一部損壊した屋根のその後

3月11日の大地震でムネの一部が崩れた屋根は、地元の工務店に依頼して応急処置をしてもらったのだった。屋根の一部が損壊した家は、この辺り一帯でも所々で見かける。佐倉市全体ではどの程度の数になるのか分からないが、かなりの数にのぼることは間違いないだろう。

そんな状況だから、工務店も大忙しなのだと思われる。応急処置をしてくれた日以来まったく音沙汰がない。まァここは、気長に待つより仕方がないだろう、と思っていたところ、郵便ポストに次のようなチラシが入っていた。

『このたびの地震による被害箇所の修理はおすみでしょうか』

こんな文言で始まっていたけれど、屋根をちょっと見上げれば、済んでいないことなどすぐ分かるというものだ。

『屋根瓦が割れ、応急的に雨漏れ対策だけはしてあっても、修復工事が半年〜1年先、あるいは期日不明であることが多いようです(特に関東地区)』

なんだか不安になります。『半年〜1年先』というのは本当なのだろうか、チラシを読んだ人がそんな疑問を抱くのを見越して、工事が遅れている理由を以下のように示す。

○多くの職人さんが被災地(東北・茨城県等)に出向き、人手がたりなくなっていること
○修理用資材が入手困難であること

なかなか説得力があるではないか、と思う一方で、チラシを入れたリフォーム店だって、同じ状況に置かれているのではなかろうかという疑問がわいてくる。ところがチラシには、そのリフォーム業者では職人さんの一部を地元に戻す手配がついて、工事着工のめどがついたと書いてあるのだ。本当かどうか分からないけれど、つい誘い文句に引きつけられてしまいそうになる。しかし、「待てしばし」である。まずは応急処置をお願いした工務店に連絡をとってみるのが順序というものだろう、と思い直したのだった。
 

posted by 里実福太朗 at 01:35| 里ふくろうの日乗

2011年03月29日

千葉県柏井浄水場の放射性ヨウ素、さらに減少(3月29日)

千葉県水道局技術部浄水課が、3月29日午後5時にウェブ上に公表した浄水(3月28日採水分)の測定結果によると、柏井浄水場の放射性ヨウ素量は、以下のように減少を続けている。

雨が降ればまた数値が増えるかもしれないが、今回の経験から、一時的な増加だということは察しがつくから、それほど慌てないで対応できることだろう。

〔浄水場〕      〔採水時間〕 〔放射性ヨウ素131I〕
柏井浄水場 (東側施設)  9時10分   29 Bq(ベクレル)/kg
柏井浄水場 (西側施設)  9時00分   21 Bq(ベクレル)/kg

第50報-千葉県水道局水道水における放射線量の測定結果について(平成23年3月29日)
http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/souki/0311dannsui-50.html

posted by 里実福太朗 at 23:53| 里ふくろうの日乗

千葉県柏井浄水場・東側施設の放射性ヨウ素、49ベクレルに減少(3月28日)

千葉県水道局技術部浄水課が、3月28日午後2時(再掲:3月29日)にウェブ上に公表した浄水(3月27日採水分)の測定結果によると、柏井浄水場 (東側施設)の放射性ヨウ素の数値は、引き続き減少を続けている。

柏井浄水場 (東側施設)
採水時刻:3月27日 9時05分
放射性ヨウ素131I:49

【第47報(再掲)-千葉県水道局水道水における放射線量の測定結果について(平成23年3月28日)】
http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/souki/0311dannsui-47.html

〔柏井浄水場 (東側施設)の放射性ヨウ素量の変化〕
取水日  3月24日  25日  26日  27日
単位(Bq)   97   130   63   49


posted by 里実福太朗 at 12:03| 里ふくろうの日乗

2011年03月27日

千葉県柏井浄水場・東側施設の放射性ヨウ素、63ベクレルに低下

千葉県水道局技術部浄水課が、3月27日午後7時にウェブ上に公表した浄水(3月26日採水分)の測定結果によると、千葉県内の各浄水場の放射性ヨウ素の数値は、100Bq(ベクレル)/kg以下あるいは不検出となった。この結果を受けて、乳児についても摂取して差し支えないと伝えている。

【第45報-千葉県水道局水道水における放射線量の測定結果について(平成23年3月27日)】
http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/souki/0311dannsui-45.html

佐倉市もこの測定結果を受けて、
『佐倉市に送られてくる表流水は、基準以下のものであり、地下水が65%をしめる佐倉市の水道水についても摂取して差し支えありません。』
と公式サイトで伝えている。

【水道水中の放射性物質について(平成23年3月27日午後7時40分現在)】
http://www.city.sakura.lg.jp/suido/jigkanri/original/news/20110327housyasen.htm

なお、佐倉市の水道水に関係する柏井浄水場の測定結果は、以下の通りである。

〔3月26日採水分〕
柏井浄水場 (東側施設)
 採水時刻:9時00分
 放射性ヨウ素:63Bq(ベクレル)/kg

柏井浄水場(西側施設)
 採水時刻:9時00分
 放射性ヨウ素:43Bq(ベクレル)/kg

*過去の測定結果
〔3月25日採水分〕
柏井浄水場 (東側施設)
 採水時刻:9時00分
 放射性ヨウ素:130Bq(ベクレル)/kg

柏井浄水場(西側施設)
 採水時刻:9時00分
 放射性ヨウ素:54Bq(ベクレル)/kg

〔3月24日採水分〕
柏井浄水場 (東側施設)
 放射性ヨウ素:97Bq(ベクレル)/kg

柏井浄水場(西側施設)
 放射性ヨウ素:65Bq(ベクレル)/kg
posted by 里実福太朗 at 21:49| 東日本大震災関係

佐倉市内の水道水中の放射性物質測定結果(3月27日正午現在の速報値)

佐倉市内に配水している各浄水場における、放射性物質測定結果の速報値が公表された。24日または25日のいずれの浄水場でも、不検出あるいは乳児の摂取を控える指数である100ベクレル/kgを下まわっていた。

浄水場   採水日時    放射性セシウム 放射性ヨウ素

南部浄水場 3/24 10:40  不検出     42
〃     3/25 12:30  不検出     不検出

志津浄水場 3/24 11:40  不検出     25
〃     3/25 13:50  不検出     不検出

上座浄水場 3/24 11:10  不検出     不検出

詳しくはこちら
http://www.city.sakura.lg.jp/suido/jigkanri/original/news/20110327sokuteikekka.htm
 

posted by 里実福太朗 at 14:32| 東日本大震災関係

佐倉市・水道水中の放射性物質について(3月27日午前8時現在)

3月25日に柏井浄水場東側施設で採取した水の分析結果が、放射性ヨウ素に関して130ベクレル/kgを示したことを受けて、佐倉市の見解が公式サイトに掲載されている。結論としては、
『念のため、乳児の飲用は控えてくださいますようお願いいたします』
ということになっている。

水道水中の放射性物質について(平成23年3月27日午前8時00分現在)
http://www.city.sakura.lg.jp/suido/jigkanri/original/news/20110327housyasen.htm

また佐倉市のメール配信サービスでも、サービス登録者宛にメールが送信されている。
*.メール配信サービスについては、「こうほう佐倉」2011.3.15号に詳しい内容が掲載されている。

それ(3月27日 9:00現在)によると、『佐倉市の水道水源は、地下水65%(地下100m前後から汲み上げ)と、表流水(河川など)35%(印旛広域水道(柏井浄水場)から購入)』となっている。この点については、以前から公表されている。

さらに以下のような説明が載っている。
『佐倉市における柏井浄水場東側施設からの水が占める割合は、前出の表流水の内の3分の1、水源全体の約12%程度となります』

確かに表流水が35%だから、その3分の1は約12%ほどになる。つまり佐倉市の水道水は、全体量の約12%が東側施設から送水されていることになる。東側施設で検出された「130ベクレル/kg」という数値が、希釈されることでどの程度の値になるのだろうか、正確なところは佐倉市水道水の分析結果を待たなければ分からない。

なお同メールによると、水道水の分析は、3月24日に分析機関に依頼したそうだ。ただ依頼が殺到していて、分析結果が判明するまでには1週間程度かかってしまうらしい。

佐倉市の給水活動についてはこちら
http://www.city.sakura.lg.jp/SITE1PUB/sun/3/news/report1407.html?t=1300834321556
posted by 里実福太朗 at 12:09| 東日本大震災関係

千葉県柏井浄水場(東側施設)の放射性ヨウ素「130ベクレル」

千葉県水道局技術部浄水課が、3月26日22時にウェブ上に公表した記事によると、柏井浄水場(東側施設)の放射性ヨウ素が、厚生労働省が示した乳児による水道水の摂取を控える指標である100ベクレル/kgを超える、130ベクレル/kgが検出されたということだ。

http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/souki/0311dannsui-43.html

柏井浄水場は東側施設と西側施設とがあり、それぞれ以下の数値となっている。

◆3月25日採水分
柏井浄水場(東側施設) 9時00分採水 130
柏井浄水場(西側施設) 9時00分採水  54

(参考数値)3月24日採水分
柏井浄水場 (東側施設)   97
柏井浄水場 (西側施設)   65

現在佐倉市では、主として西側施設から給水を受けているそうだから、あまり影響はないのではないかと思われるが、その記事によると柏井浄水場(東側施設)の給水対象市町に佐倉市も含まれていた。

柏井浄水場(東側施設)の給水対象市町
1.千葉県水道局の給水対象市
* 千葉市の一部(美浜区全域、花見川区及び稲毛区の一部)
* 船橋市の一部
* 習志野市の一部
* 市川市の一部
* 浦安市の全域
2.印旛郡市広域市町村圏事務組合の給水対象市町
(四街道市、佐倉市、富里市、八街市、酒々井町)

千葉県では、上記給水対象市町では乳児の飲用は控えるよう呼びかけている。また、柏井浄水場の東側施設は、当面停止するそうだ。

なお、このブログ記事をアップした時点では、佐倉市の公式サイトにこの件に関する情報は掲載されていない。

posted by 里実福太朗 at 00:18| 東日本大震災関係

2011年03月26日

佐倉市の給水場所について

佐倉市の給水場所は以下の場所で行われているが、そのうち防災井戸での給水は、今までの10箇所から11箇所に増えた。また、以前は乳児用とされていたが、現在は放射線量の数値が乳児向けの指標値以下になっているので、ひろく飲料水を必要としている人への提供となっている。

◎追加された給水用防災井戸
 井野中学校

◆給水場所
○給水車による給水
 @佐倉市役所
  3号館水道部前(市役所敷地内左手奥)
  午前8時30分〜午後9時
 A志津浄水場
  上志津原59-2
  午前8時〜午後9時

○防災井戸(市内小中学校)における給水
 市内11校 午前8時〜午後5時
 ・佐倉東小学校
 ・佐倉東中学校
 ・間野台小学校
 ・臼井中学校
 ・志津小学校
 ・井野中学校(追加)
 ・下志津小学校
 ・上志津中学校
 ・根郷中学校
 ・和田小学校
 ・弥富小学校

水道水の乳児の飲用について(3/26)
http://www.city.sakura.lg.jp/SITE1PUB/sun/3/news/report1407.html?t=1300834317701

posted by 里実福太朗 at 12:04| 東日本大震災関係

2011年03月25日

地震発生から2週間後の変化

マグニチュード9.0の大地震が発生してから、もう2週間も経った。余震は少なくなったが、依然として続いている。一日に何回も揺られられることが繰り返され、いわゆる「地震酔い」といような症状を訴える人も出てきていると聞く。「地震酔い」になると、地震が発生していないときでも体が揺れているように感じてしまうらしい。

◆余震
気象庁の地震情報(震源・震度に関する情報)に基づいて、3月18・25日の地震データをまとめてみた。

3月25日(金)
〔発生時刻〕〔震央地名〕〔M〕〔最大震度〕
21時54分頃  長野県南部  3.3   3
21時30分頃  宮城県沖   4.1   3
20時36分頃  宮城県沖   6.2   4
17時37分頃  福島県浜通り 3.6  3
4時44分頃   宮城県沖   4.8   3
3時16分頃   茨城県沖   4.3   3
2時08分頃   茨城県北部  4.7   3

3月18日(金)
〔発生時刻〕〔震央地名〕〔M〕〔最大震度〕
21時17分頃  岩手県沖   4.8   3
17時27分頃  茨城県沖   4.1   3
17時01分頃  茨城県沖   5.4   4
16時31分頃  宮城県沖   4.5   3
11時48分頃  福島県沖   5.1   3
10時50分頃  茨城県北部  4.3   3
9時41分頃   茨城県沖   5.4   3
6時24分頃   岩手県沖   4.9   3
6時18分頃   福島県沖   4.5   3
3時55分頃   福島県沖   5.7   3
3時38分頃   福島県沖   4.7   3

◆ガソリン
地震発生以来ガソリン不足が続き、品切れとなるガソリンスタンドが続出した。ガソリンの入荷があったスタンドでは、ガソリンを求める車列が延々と続いた。先週の木曜日のこと、30分ほど並んでやっとガソリンを入れることができた。スーパーに行く途中でそのスタンドの前を通ったところ、車列はきれいさっぱり消えていた。ガソリン価格は値上がりして、1Lあたり149円になっていた。

◆食料品
入荷未定となっていたお米は、千葉県産のもの数種類が山積みとなっていた。買い求める人もなく、1家庭あたり1袋と書かれていた張り紙もなかった。納豆も豆腐もあった。ただ、パン類の種類は少なかった。

◆ミネラルウォーター
これも品不足が続いていた。水道水の放射線物質による汚染の問題が発生してからは、さらに品不足に拍車がかかり、まったく棚に並ばない状態が続いている。

佐倉市の水道水からも、放射性ヨウ素が検出された。しかしその値は小さく、乳児の場合を含めて国の基準を下まわっていた。ただ、たとえ基準を下まわっているとしても、放射性物質がわずかでも含まれている水は、我が子に飲ませたくないと思うのが、乳児を持つ親の気持ちというものなのだろう。

なお佐倉市では、防災井戸から汲み上げた地下水(塩素消毒済み)を提供する給水活動を実施している。
 
posted by 里実福太朗 at 23:50| 里ふくろうの日乗

千葉県水道水(3月24日採水分)の放射線量測定結果

千葉県水道局技術部浄水課が、3月25日にウェブページで公表した測定結果は以下の通りです。

◆3月24日採水分の測定結果 (単位:Bq/kg)

〔浄水場〕      〔放射性ヨウ素131I〕
ちば野菊の里浄水場    90
栗山浄水場        76
柏井浄水場 (東側施設)   97
柏井浄水場 (西側施設)   65
北総浄水場        93
福増浄水場       不検出

なお、佐倉市水道水の35%をまかなっている柏井浄水場(西側施設) の数値は、以下のように減少している。

65 ← 85(3月23日採水)

【参考】
◆3月23日採水分の測定結果 (単位:Bq/kg)
ちば野菊の里浄水場    220
栗山浄水場        180
柏井浄水場(西側施設)  85

◆3月21日採水分の測定結果 (単位:Bq/kg)
ちば野菊の里浄水場    32
栗山浄水場        33
柏井浄水場(東側施設)   不検出
柏井浄水場(西側施設)   18
北総浄水場        28
福増浄水場        不検出
 
posted by 里実福太朗 at 14:19| 東日本大震災関係

佐倉市「水道水の乳児の飲用について(3/25)」の更新箇所

佐倉市役所発の新着情報「水道水の乳児の飲用について(3/24)」が、「3月25日 8時30分」現在の内容に更新された。

http://www.city.sakura.lg.jp/SITE1PUB/sun/3/news/report1407.html

更新箇所は以下のようになっている。

■防災井戸が、8箇所から10箇所へ増加

【新】
1.防災井戸(8:00〜17:00)
市内10箇所(容器をお持ちください)
・佐倉東小学校
・佐倉東中学校
・間野台小学校
・臼井中学校(追加)
・志津小学校
・下志津小学校(追加)
・上志津中学校
・根郷中学校
・和田小学校
・弥富小学校

【旧】
1.防災井戸(8:00〜17:00)
市内8箇所(容器をお持ちください)
・佐倉東小学校
・佐倉東中学校
・志津小学校
・上志津中学校
・間野台小学校
・根郷中学校
・和田小学校
・弥富小学校

■志津浄水場の終了時間を「17:00」から「21:00」に延長

【新】
3.志津浄水場(8:00〜21:00)上志津原59
入場の際は、インターホンでお問い合わせください。(容器をお持ちください)

《周辺地図はこちら↓をクリックしてください》
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&rlz=1T4GGLL_jaJP343JP343&q=%E4%B8%8A%E5%BF%97%E6%B4%A5%E5%8E%9F59-2&um=1&biw=1900&bih=966&ie=UTF-8&sa=N&tab=il

《現地案内図はこちら↓をクリックしてください》
http://www.city.sakura.lg.jp/img/sizujosuijo_map.gif

【問い合わせ】
佐倉市役所 TEL 043-484-1111

(平成23年3月25日 8:30現在)

【旧】
3.志津浄水場(8:00〜17:00)上志津原59
 
■なお「2.佐倉市役所 水道部前」については、変更点はありませんでした。

2.佐倉市役所 水道部前(8:30〜21:00)
(容器をお持ちください)
 

posted by 里実福太朗 at 11:02| 東日本大震災関係

2011年03月24日

佐倉市「水道水の乳児の飲用について(3/24)」の更新情報

佐倉市役所発の新着情報「「水道水の乳児の飲用について(3/24)」が、「3月24日 17時20分」現在の内容に更新された。

http://www.city.sakura.lg.jp/SITE1PUB/sun/3/news/report1407.html

更新された内容は、乳児用飲料水の給水場所に関する情報で、「1.防災井戸」「2.佐倉市役所 水道部前」に加えて、以下の場所が追加されている。

3.志津浄水場(8:00〜17:00)上志津原59
入場の際は、インターホンでお問い合わせください。(容器をお持ちください)

《周辺地図はこちら↓をクリックしてください》
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&rlz=1T4GGLL_jaJP343JP343&q=%E4%B8%8A%E5%BF%97%E6%B4%A5%E5%8E%9F59-2&um=1&biw=1900&bih=966&ie=UTF-8&sa=N&tab=il

《現地案内図はこちら↓をクリックしてください》
http://www.city.sakura.lg.jp/img/sizujosuijo_map.gif
 


posted by 里実福太朗 at 18:24| 東日本大震災関係

佐倉市「水道水の乳児の飲用について(3/24)」

柏井浄水場(西側施設)は、佐倉市へ水道水の35%を供給している。3月21日時点での値は、「18」だった。3月23日の検査では「85」に増加した。この値は、乳児に対する指標である「100」を下まわるが、佐倉市では乳児に関して、念のため水道水の使用を控えるよう伝えている。

佐倉市では現在、市内の防災井戸・佐倉市役所水道部前で、乳児のための飲料水の給水サービスを行っている。

1.防災井戸(8:00〜17:00)
市内8箇所(容器をお持ちください)
・佐倉東小学校
・佐倉東中学校
・志津小学校
・上志津中学校
・間野台小学校
・根郷中学校
・和田小学校
・弥富小学校

2.佐倉市役所 水道部前(8:30〜21:00)
(容器をお持ちください)

【問い合わせ】
水道水について
  佐倉市 水道部 TEL 043-485-1191
防災井戸について
  佐倉市 交通防災課 TEL 043-484-6131

(平成23年3月24日 14:20現在)

詳しくはこちら
http://www.city.sakura.lg.jp/SITE1PUB/sun/3/news/report1407.html
 
posted by 里実福太朗 at 14:55| 東日本大震災関係

千葉県水道局水道水における放射線量の測定結果について(平成23年3月24日)

千葉県水道局のウェブサイトに、水道水における放射線量の測定結果(3月24日午後1時現在)が掲載された。アクセスが集中しているらしく、なかなか表示されなかったが、繰り返しアクセスしてみたところやっと表示できた。その内容を転載しておく。

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更新日:平成23(2011)年3月24日
第36報-千葉県水道局水道水における放射線量の測定結果について(平成23年3月24日)

平成23年3月24日午後1時現在
千葉県水道局技術部浄水課

千葉県水道局において、3月23日に採水した浄水の放射性ヨウ素131の測定結果(速報値)は下記のとおりです。ちば野菊の里浄水場及び栗山浄水場において、厚生労働省が示した乳児による水道水の摂取を控える指標である100ベクレル/Kgを超える、220ベクレル/Kg、180ベクレル/Kgが検出されました。

このため、乳児の飲用は控えてくださるようお願いいたします。

なお、国が定めた指標は長期にわたり摂取した場合の健康影響を考慮して設定したものであり、代替となる飲用水が確保できない場合には、摂取しても差し支えない、とされています。

参考:各浄水場の浄水における放射線量測定結果
(単位:Bq/kg)

浄水場         採水日   放射性ヨウ素131I

ちば野菊の里浄水場   3月23日   220 
栗山浄水場       3月23日   180
柏井浄水場(西側施設) 3月23日    85

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詳しくはこちら
http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/souki/0311dannsui-36.html
posted by 里実福太朗 at 14:50| 東日本大震災関係

2011年03月23日

佐倉市水道水中の放射性物質について

東京都水道局の発表によると、3月22日、葛飾区の金町浄水場で採取した水道水から、「210ベクレル/1s」の放射性ヨウ素を検出したそうだ。この値は、乳児(1歳未満)の飲用に関する国の基準「100ベクレル/1s」の2倍を超える。これを受けて、都は水道水を乳児に飲ませたりしないよう呼びかけている。

そこで心配になるのが佐倉市の水道水のことだ。佐倉市のウェブサイトの新着情報に、「水道水中の放射性物質について(3/23)」という見出しがあった。リンク先には、「福島原子力発電所の被災に伴う、水道水中の放射性物質について」という記事が載っていた。詳しくは、下記リンク先の情報を確かめていただくことにして、ここではその概要をまとめておくことにする。

http://www.city.sakura.lg.jp/suido/jigkanri/original/news/20110323housyasen.htm

◇佐倉市の水道水源
地下水…65%
表流水(河川など)…35%

地下水については、深さ100mを超える地下からくみ上げ、屋内設備で浄水処理を行っていると説明されていた。印旛広域水道(柏井浄水場)から購入している表流水については、千葉県水道局で3月21日に採取した浄水で分析した結果を載せている。

測定結果
…放射性セシウムは不検出
…放射性ヨウ素は乳児向けの指標の1/5以下

放射性ヨウ素は乳児向けの指標の「1/5以下」となっているが、具体的な数値は示されていない。それを確認するため、千葉県水道局のウェブサイトを見てみた。それによると、柏井浄水場は東側と西側の二つの施設に分かれていて、放射性ヨウ素に関しては、それぞれ以下の結果が示されていた。

東側施設:不検出
西側施設:18(Bq/kg)

この結果から推測すると、「1/5以下」とは、西側施設の「18(Bq/kg)」のことを指しているのだと思われる。

以上測定結果は、3月21日に採取した浄水によるものだから、情報の鮮度は少々劣る。最新の測定結果の公表が待たれる。

千葉県水道局
http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/

新着情報「第34報-千葉県水道局水道水における放射線量の測定結果について」
http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/souki/0311dannsui-34.html
posted by 里実福太朗 at 23:40| 東日本大震災関係

2011年03月22日

死期は序を待たず

今回の東日本大震災で発生した大津波は、多くの人命を奪った。まさに紙一重の差で、命拾いをした人もいた。それらの人の中には、逃げながら撮影し続けた人もいた。そしてそれらの映像は、パニック映画などとは比べものにならないほどの迫真的恐怖を、見るものに伝えてくれた。

水平線のあたりに、盛り上がって見えるものがあった。最初はそれは雲のようだった。しばらくすると、堤防にさえぎられて見えなくなった。それが津波だと分かった時は、もう目の前まで迫っていた。必死で走って逃げた。しかし、水はどんどん間隔を狭めてきて、ついには足元にまつわり始めた。たまたま目に入ったビルに逃げ込み、一気に階段を駆け上がってやっと難を逃れることができた。

こういう映像を見るにつけ、徒然草の百五十五段の一節、特に最後の一文が、「津波」と「潮」の違いはあるけれど、迫り来る死の恐怖を、的確な比喩で言い当てていることを改めて思う。

徒然草の第百五十五段は、『世に従(したが)はん人は、先(ま)づ、機嫌(きげん)を知るべし。』で始まり、最後の部分では、以下のように述べて終わる。

死期(しご)は序(ついで)を待たず。死は、前よりしも来(きた)らず。かねて後(うしろ)に迫れり。人皆死(し)あることを知りて、待つことしかも急(きふ)ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟(ひかた)遥(はる)かなれども、磯(いそ)より潮(しほ)の満つるが如し。
(「里実文庫T期」より)
徒然草

沖の遙か彼方まで干潟が広がっているので、潮が満ちて来るまでには、まだまだ間があるだろうと安心しきっていると、いつの間にか潮が足元を浸し始めていた。最後の一文『沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し』は、そういう状況を言っているのだろう。

死というものが、あらかじめ前方で待ち受けてくれているものならば、覚悟を決めて心の準備をするいとまもあろう。しかし、訪れてくる順序が決まっている季節とは違い、死は必ずしも順序通りに訪れて来ることなない。潮が満ちてくるように、津波が襲ってくるように、死は気づかないうちに背後に迫ってきているのだ。

確かに兼好おじさんが言うように、死は不意にやってくる。今回の大地震で、そのことをいやというほど思い知らされた。被災者の方と同じように、ある日突然、不意の死がもたらされるのかもしれないのだ。

しかしそれでは、いつも死の影におびえながら暮らすことになってしまう。暗い闇に閉ざされた人生を送ることになってしまう。そんなことでは、なにを楽しみに生きていけばよいのだろう。ところがよくしたもので、そうなってしまわないように、天は私たちに楽天性という心性を与えたもうてくれたのだ。

世の中には、なんとかなるさと思っていても、どうすることもできないことだってあるし、ましてや被災者の方のように、どうすることもできない状況に身を置いてしまう場合だってある。しかしそれでもなお、どうにかなるかもしれないと思わないと、先に進むことさえできない。希望も生まれてこない。だから、兼好おじさんの言葉を時々は思い出しながらも、ふだんは楽天的に暮らしていくことが、精神衛生上も好ましいのだと思っておくことにする。
posted by 里実福太朗 at 23:55| 東日本大震災関係

2011年03月19日

スイセンそしてアンズの花が咲いた

昨日はまだ蕾だったスイセンが、はやくも今日咲いた。

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隣家の庭では、アンズの花が咲いている。

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posted by 里実福太朗 at 23:46| 東日本大震災関係

2011年03月18日

それでも花咲く季節はやってくる

あの大地震から一週間が経った。だが依然として、福島第一原子力発電所の事故は継続中、余震は毎日断続的に発生している。被災地の人びとが日常を取り戻すことができるのは、被害地の惨状を見れば、残念ながら長い時間を要するのだろうと思わざるをえない。この地でも、米・トイレットペーパー・ガソリンなどの供給不足があって、普段の生活を取り戻したわけではないが、かの地の窮状を報道で見聞きするにつけ、そのくらいは我慢しなければならないという気持ちにもなってくる。

昨日までの強風は止み、冷気は少し残っていたけれど暖かい日差しがふり注ぐ一日だった。明日はさらに暖かい日になるそうだ。今日は彼岸の入り、いよいよ寒さも打ち止めとなる時期が到来したのだと思いたい。

春の雪が降ったのは、3月7日のことだった。それから10日ほど経っただけなのに、庭の草木は芽を吹き、蕾を大きく膨らませていた。大地震に気をとられているうちに、着々と開花の準備を整えていたのだった。

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posted by 里実福太朗 at 23:50| 東日本大震災関係

計画停電の対象地区縮小について(3月18日更新)

3月16日に佐倉市から提供された「計画停電の対象地区縮小について」という情報が、18日に更新された。「3月18日午前9:00現在、東京電力へ確認済」となっている。
http://www.city.sakura.lg.jp/SITE1PUB/sun/3/news/report1394.html?t=1300235092091

それによると東京電力への問い合わせ先が、フリーダイヤルのほかに、連絡先が一つ追加されている。


【お問い合わせ】
東京電力 千葉〈第1〉
TEL 0120-99-5552(または043-370-4586)

電話がまったく通じないという苦情に対応したものと思われる。

posted by 里実福太朗 at 14:29| 東日本大震災関係

2011年03月17日

今夜の地震とガソリン価格

マグニチュード9.0の大地震が発生してから、もう1週間近く経つ。今もなお余震が頻発して、もう震度4程度の揺れでは、あまり驚かなくなってしまった。しかし、夜の9時半過ぎの地震は、ちょうど入浴中に発生したのでちょっと動揺した。

気象庁の発表によると以下の通りだった。
17日21時32分頃 千葉県東方沖 M5.8
…千葉県北西部の震度は「4」

この後連続して、すこし大きめの地震が発生した。
17日21時36分頃 福島県沖 M4.9
17日21時55分頃 茨城県沖 M5.8
…千葉県北西部の震度は「4」

出展〕:気象庁
【震源に関する情報】
地震の発生場所(震源)やその規模(マグニチュード)の情報
http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_singen_index.html
【震度速報】
震度3以上の全国約180に区分した地域名と地震の発生時刻の情報
http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_sindo_index.html

この辺りでも、ガソリンを求める車が延々と続いている光景をよく眼にする。いつも利用するガソリンスタンドは、近頃休業することが多い。営業していても、しばらくすると売り切れのビラを貼って店を閉じてしまう。

我が家の車も、そろそろ空腹を感じ始めていたので、スーパーに買い出しに出たついでに、可能なら給油したいと思っていた。いつものガソリンスタンドは今日も休業、そこから少し離れた別の店は売り切れ、次に向かったのはいつも長蛇の車列ができていた店、今日も同じ状態だったらあきらめよう、そんなふうにあまり期待しないで行ってみた。

ところが思いがけないことに、今までより車列が短くなっていた。並んでいる途中で売り切れになってしまうかもしれないけれど、とりあえず並ぶだけ並んでみることにした。結局30分足らずで、ガソリンを入れることができた。全国的にみて、ガソリンの供給量は問題ないと聞くので、物流面の滞りが解消されてくれば、車列は少しづつ短くなっていくのかもしれない。ただ計画停電の影響もあるので、単純に考えて安心してはいけないのかもしれないが…

ガソリン価格:146円/L

posted by 里実福太朗 at 23:50| 東日本大震災関係

2011年03月16日

佐倉市の停電対象地区は縮小

東京電力による計画停電が始まって三日目、多くの人がその無計画ぶりに振り回され、混乱に巻き込まれた。計画停電ではなく、「無」計画停電と言った方がいいだろう。

ここ佐倉市でもその混乱に巻き込まれていたが、今日(3月16日)の佐倉市役所の緊急情報によると、先崎地区の一部を除き、当分の間、計画から除外されることになったそうだ。

〔計画停電の対象地区縮小について〕
http://www.city.sakura.lg.jp/SITE1PUB/sun/3/news/report1394.html?t=1300235087822

先崎地区は、あの鷲神社のあるところで、昔ながらの田園風景が残っている場所だ。人口もあまり多くはないから、あまり節電効果はないだろう。どうしてそこだけが「無」計画停電の対象地域として残されたのだろうか。たまたま変電所・送電線の位置の関係で、そこだけが残されてしまったのかもしれないが、よく分からない。ちなみに佐倉市の蕨市長は、その先崎出身である。

当方が住んでいる地区は、「無」計画停電の第二・第三グループに属している。グループが違えば、停電の時間帯も違ってくる。グループを特定するためには、東京電力千葉支社に問い合わせをしないと分からないので、フリーダイヤルに電話をかけてみた。予想通り、混み合っているから少し時間をおいてかけ直してくださいというアナウンスが、繰り返し流れてくるだけだった。

今日も昨日と同じように、二つの時間帯で、停電になるのを待ち構えていなければならないのだろうか、と半ばあきらめの気分で停電予定時刻の午後3時20分がくるのを待っていた。そういうときに、佐倉市の緊急情報で計画縮小のことを知ったのだった。
posted by 里実福太朗 at 19:15| 東日本大震災関係

2011年03月15日

屋根の応急処置

壊れた屋根の応急的な処置をリフォーム業者に依頼していたが、なかなか対応してもらえないので、地元の工務店で対応可能なところをさがして依頼した。昨日の夕方か今日中に来てくれるということだった。

お昼過ぎに4人でやって来て、すぐ応急処置の作業に取りかかった。瓦が崩れたところをブルーシートで覆い、周囲を重しで固定するのだ。

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昨日から今朝にかけて、風が強く吹く時間帯もあった。強い風が吹けば、屋根の上での作業はできない。幸いお昼が近づくに従って風もおさまり、作業は30分ほどで無事終了した。

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雨が降れば、雨漏りを避けることができない状態だった。さいわい今日まで天気は何とか持ちこたえてくれて、雨が降ることはなかった。
 
posted by 里実福太朗 at 14:18| 東日本大震災関係

2011年03月12日

息子帰着

14:50分、息子が疲れきって帰ってきた。
メールは返信できなかったそうだ。上野にたどりついても、京成電車にはなかなか乗れなかったらしい。
posted by 里実福太朗 at 15:03| 東日本大震災関係

我が家の地震被害状況

昨日の午後2時45分頃、東北三陸沖で大地震が発生した。ここ佐倉市でも、今までに経験したことのない大きな揺れを感じた。ちょうど近くのスーパに外出していたときだった。

最初は小さな揺れだった。その程度なら時々起こることだから、すぐにやむだろうと思っていたところ、揺れはさらにどんどん大きくなっていった。船が大きくローリングするような揺れがかなり長い間つづき、軽い船酔い状態になり、立っていることができなくなり床に伏せた。大きく揺れるたびに、大きな悲鳴があがった。

そんな状態が数分続いただろうか、やっと揺れがおさまってきたころを見はからって、係りの人の誘導で非常階段を伝って階下に降りて、建物の外に逃れた。途中目にした店はあまり大きな被害を被っていないようにも見えたが、花屋さんでは花瓶が割れて床に散乱していた。

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家はどうなっているだろうか、ものすごい揺れだったからある程度の被害は覚悟していた。最悪の場合は倒壊しているかもしれない、そんな光景を思い浮かべながら家路を急いだ。

幸いにも、屋根の棟が一部崩れていただけで、いつもの場所にいつものままの姿で立っていた。しかし家の中は、ひどい状態だった。特に自分の部屋は最悪だった。書棚から本やファイルが落下して、床に散乱していた。さっきの花屋さんの比ではなかった。しかしどういうワケか、自分がいつも使っている机まわりだけは、ほぼいつもの状態が維持されていた。落下物はそこに落ちるのを避けてくれていた。パソコンも無事だった。悪運が強いとは、このことを言うのだろう。

なにはさておき屋根は直しておかないと、雨が降ったときに困る。さっそく去年の11月、トイレの雨漏りの修理を依頼したリフォーム店に電話したところ、現在のところ60〜70件の依頼があるそうだ。予想はしていたことだが、雨が降らないことを祈りつつ、待っているより仕方がない。

勤めに出ている息子とは、地震発生以来連絡不能の状態が続いていた。ケータイはもちろん、イエデンでもつながらない。メールは送信できるが、返信がない。送信済みメールのフォルダには、送ったメールがちゃんと保存されているというのに、返信がない。やっと連絡が取れたのは、0時を過ぎてからだった。会社に泊まるということだった。

これを書いているとき、息子からメールが届いた。やっと上野に着いたが、まだまだかかりそうだということだった。




posted by 里実福太朗 at 12:06| 東日本大震災関係

2011年03月10日

ドアノー写真集「パリ遊歩」

恵比寿駅の改札口を出て、動く歩道を乗り継いで、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館に向かう右手に、ロベール・ドアノーの代表作となった写真「市役所前のキス」が、大きく引き伸ばされて壁面を飾っている。

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例えば文学の世界で、芥川賞を受賞した作品が、その作家を語るときに必ず持ち出されてしまうように、ドアノーについて語るとき、きまりごとのように「市役所前のキス」が持ち出されてしまう。作家にとっても、写真家にとっても不幸なこととなのだろう。ドアノーの場合、「パリ遊歩」という大部の写真集をみると、その感を強くする。

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ドアノーは、生活の糧となる写真を発表しながら、パリの街を来る日も来る日も歩きまわり、ありふれた人々のありふれた日常の瞬間を、切り撮り続けた。彼の眼差しによって切り撮られた瞬間は、ありふれた日常の一場面であっても、その写真をみる者の心にさまさまな感慨を引き起こす。試みに「パリ遊歩」のどこかのページを、当てずっぽうで開いてみるがよい、そのページの一枚の写真をみるだけで納得できるにちがいない。

【ドアノー写真集 パリ遊歩 1932-1982】
写真:ロベール・ドアノー
解説:ブリジット・オリエ
飜訳:中原道郎
発行:岩波書店、1998年1月27日

[目次]
 大戦中のパリ
 パリの往来
 働くパリ
 レ・アル(旧中央市場)
 パリの市場
 日曜日
 セーヌのほとり
 飾り窓 アーケード
 歩き慣れたパリ
 パリの郊外

解説は巻末に載るものだと思っていたが、「パリ遊歩」では巻頭に、「パリの周りを,忍び足で」という解説文が載っている。しかし写真集であるのに、まず解説文から読ませようとするのはなぜなのだろうか。そういう習慣があるのかもしれないが、その解説文がチンプンカンプンの悪文では、なおさら本末転倒の誹りは免れられない。これは原文が悪いのだろうか、それとも訳文が悪いのだろうか、はたまた両方が悪いのだろうか。
 
posted by 里実福太朗 at 23:50| 写真

2011年03月08日

思いがけない再会

鎌倉八幡宮のイチョウの樹は、樹齢800年とも1000年とも言われていたが、去年のちょうど今ごろ、強風のため根もとから倒れてしまった。その時は、ニュースでも大きく取り上げられたが、時の流れと共にそのことを思い出すことはなくなっていた。

そんな折、今ではすっかり忘れられてしまった大イチョウのその後を、ニュースステーションで特集を組んで放送していた。たまたまそれを見ていたところ、富川アナウンサーが取材のために入ったコーヒー店に、なんとかつて同じ職場で働いていた人がいたのだ。

その人は、私より2・3年ほど前に、鎌倉の小町通りあたりでお店をひらきたいから、と言って定年前に退職してしまった。その時の話では、かわいらしい小物を扱うお店をやりたいと言っていたような気もするが、テレビ画面に映し出された彼女は、コーヒー店のオーナーにおさまっていた。

富川アナのインタビューを受けながら破顔一笑する彼女を見ていると、歳を重ねているとはいえ、かつて職場で接していたときの快活な姿がよみがえってきた。お店も軌道に乗っているようで、喜ばしい限りだ。お店の名前は聞き落としてしまったが、そのうち鎌倉に行く機会があった時、小町通りをブラブラ歩いてみれば見つかるかもしれない。

posted by 里実福太朗 at 23:50| 里ふくろうの日乗

2011年03月07日

花粉症記念日

3月7日の今日は、花粉症記念日なのだそうだ。1993(平成5)年のこの日、気象庁とNPO花粉情報協会が花粉飛散情報の発表を始めた、それを記念して制定されたらしい。しかし、花粉症に苦しめられている人にとっては、「記念日」とは何ごとだ、記念日など設けることなど真っ平ご免だということになる。

隣家のダンナさんも花粉症らしい。今年は花粉の量が極めて多いらしいという予報に恐れをなして、早めに医者に行って手を打っておいたらしい。そのダンナさんが、雪が小降りになった頃を見はからって、回覧板を持って来た。

「突然の雪で、びくりしましたよ、ヘッ」
照れ隠しなのか、そのあたりはよく分からないが、笑いながら「ヘッ」とつけ加えるのがクセのようだ。いつもは奥さんが持ってくるのに、珍しくダンナさんが持って来てくれた。
「春の淡雪でしょう、すぐ解けてしまいそうですね」
「では、よろしく、ヘッ」
と言ってすぐさま帰ろうとする背中に向かって、
「花粉症はどうですか」
「花粉症ですか、大丈夫ですよ、ヘッヘッ」
「いいですねェ、お医者さんに行ったんですか」
「まァ、ヘッ、そうですね」

そもそも、盲腸記念日とかガン記念日とかいった記念日はないではないか。花粉症だけ記念日を設けるのはなぜなのか、どうにも解せない。

かく言う私は花粉症なのかどうか、花粉症なのかもしれないが、なにしろある年に突然花粉症に似た症状になったのだから、今だに花粉症ではないと強弁しているのだ。

上野動物園に行った日は、強い南風が吹く日だった。花粉症のベテランであるカミさんによれば、そういう日は花粉がたくさん飛ぶからマスクをした方がよいということだった。しかしその忠告を聞き流し、ほんとうに自分が花粉症なのかどうかを試してみることにした。

動物園に入園した直後は、何の異変も起こらなかった。しかし、「日本の動物」コーナーを通り、

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五重塔を見て、

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サル山が見える頃にはクシャミを連発するようになり、鼻水も止まらなくなってきて、とうとうマスクをかけることになってしまった。サルも花粉症になると聞くが、上野のサルたちの中には、花粉症の症状を呈しているものは見当たらなかった。サルたちにも何らかの予防措置を講じているのかもしれない。

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posted by 里実福太朗 at 23:29| 里ふくろうの日乗

雪が降っている

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雪が降るという予報は出ていなかったような気もするが…今もかなり降っている。
posted by 里実福太朗 at 11:51| 里ふくろうの日乗

「ソーシャル・ネットワーク」

映画「ソーシャル・ネットワーク」は、日本では1月15日に公開された。それから一ヶ月以上も経ち、上映館が少なくなっているというのに、どうして今ごろ観に行ったのか、いまさらそのことを説明する必要はないと思われるが、簡単に書いておくことにする。

「ソーシャル・ネットワーク」は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を提供している「Facebook」の創始者、マーク・ザッカーバーグが成功をおさめるまでを描いた作品である。

その「Facebook」が、最近北アフリカで起こっている政変で、重要な役割を果たしているということを耳にすることが多くなり、遅ればせながら「Facebook」というSNSに多少なりとも興味を持つようななった(カタールの衛星テレビ局「アルジャジーラ」の方が大きな役割を果たしていると指摘する解説者もいるようだが…)。そして、創始者をモデルとしている「ソーシャル・ネットワーク」を観てみようと思うに至ったのだった。

主人公の大学生は、並外れたプログラミングの才能を活かして、大学生専用の交流サイトを立ち上げ、それが後に「Facebook」という巨大なSNSに成長する。一人の若者が、失恋の痛手と反抗心をエネルギーに変え、莫大な富をつかみ取るまでの成功譚、簡単にいってしまえばそういうお話だった。いつの世も、失恋と反抗は青年の特権ということなのだろう。
 
posted by 里実福太朗 at 01:32| 里ふくろうの日乗

2011年03月06日

佐倉の河津桜は七分咲き

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図書館近くの公園にて

 
posted by 里実福太朗 at 22:54| 里ふくろうの日乗

割引サービスを見極めろ!

近くの映画館であれば、高速代も駐車料金もかからない。しかし見たい映画が、そこではすでに上映終了になっているのでは仕方がない。まだ「ソーシャル・ネットワーク」を上映している映画館をウェブで探し出し、数少ない上映館の一つである「シネプレックス幕張」まで行って観てきた。

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JR海浜幕張駅


割引サービス「夫婦50割」を利用すれば、二人で2600円かかるところ、2000円で見ることができる。しかし幕張まで行って映画を見るとなると、高速料金、加えて駐車料金、さらに近ごろ高騰しているガソリン代もバカにならない。上映開始が1時15分からでは、その前に腹を満たしておく必要だってある。

映画を観る際の駐車料金は、「シネプレックス幕張」が入っている「メッセ・アミューズ・モール」の駐車場を利用すれば、3時間まで無料である。しかし映画の上映時間は2時間以上、昼食時間を含めると3時間をオーバーしてしまう。そうなると、ばからしいことに1時間400円の駐車料金がかかってしまう。この分を何とか無料にできないものだろうか。

先に映画の鑑賞券を買い求めてから、昼食場所をさがすために1階におりた。そして昼食場所として適当なお店をさがすために、その近辺を何回も往復しているうちに、店によって割引サービスに違いがあることが分かってきた。

【駐車場割引サービス】
1.飲食代2000円以上利用で1時間無料券1枚
2.飲食代1500円以上利用で1時間無料券1枚
3.金額にかかわらす利用すれば1時間無料券1枚

【映画半券サービス】
シネプレックス幕張の映画半券を提示すると、飲食代金が10%OFF

駐車場割引サービスと映画半券サービスとの両方が利用できる店を探したのだが、残念ながら見つからなかった。そこで一番お得な駐車場割引サービス3の店を利用することにした。

実は、この店は映画半券サービスも行っていたのだが、店頭に「半券」とはっきり表示されていたので、「半券」でなければならないと思い込んでいた。ところが会計の際、使用前の鑑賞券でも10%OFFのサービスが受けられることが分かったのだ。

ということで、結局「ココス」という店で、めでたく両方のサービスが受けられることになったのだった。

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posted by 里実福太朗 at 00:43| 里ふくろうの日乗

2011年03月05日

今年もTEAM26に入ったぞ!

先発投手陣がちょっと手薄な感じはするけれど、今年も西本投手コーチの手腕に期待しよう、そう思っていたのだが、西本さんは二軍の投手コーチになってしまった。監督との確執があって退団するかもしれないという噂も流れたが、本当のところはよくわからない。マリーンズのウェブサイトには、『二軍の選手を育てる』というコメントが載っていた。

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posted by 里実福太朗 at 15:03| 里ふくろうの日乗

がんばれ!小林宏之投手

オープン戦が始まり、今年もまた野球のシーズンがやってきた。千葉マリンスタジアムは、3月1日から「QVCマリンフィールド」と名前を変えて、新たなスタートを切った。ただ、西岡選手がメジャーに行き、小林宏之投手が阪神に移ってしまって、ちょっと寂しい気もする。

実は当方、小林投手を応援していたのだ。ここ何年かは、先発していい投球をしていても、不運に見舞われることが多々あり、思うような成績を残すことができないシーズンが続いていた。昨年は抑えにまわり、日本シリーズでマリーンズが頂点をきわめることに貢献したものの、それまではどちらかといえば、不遇の時代だったと言ってもよいだろう。

先発の時、彼はどうして勝てなかったのだろうか、と今でも思うことがある。何かが足りなかったのかもしれない。その何かとは…勝手な想像で言わせていただければ、それは精神的な面にかかわることだったのかもしれない。

昨年はクローザーとして、ある程度の成績は残した。セーブ数だけを見るとそう言ってよいだろう。しかしセーブを記録した試合であっても、不安定な投球が目立つこともあった。特に交替した直後の投球に、それが顕著に現れていた。

最初のバッターにヒットを打たれる。次のバッターにフォアボールを与えてしまう。マリーンズの応援団は、ヒヤヒヤしながら悪夢の再現を頭の片隅に思い描いてしまう。しかし、ここから小林投手は立ち直るのだ。彼本来の投球を思い出し、見事な投球を繰り広げ、その回を無失点で切り抜ける。

たとえば、こんな具合なのだ。救援投手としてマウンドに上がるのは、非常に緊迫した場面だから、極度の緊張にさらされるのはもちろんのことだ。その緊張感をはね返して、最初の対戦バッターを打ち取ってこそ、クローザーとしての面目躍如なのである。しかし、小林投手はそうではなかった。

こんなことを書くと、小林投手をけなしていると受け取られてしまうかもしれないが、そんなつもりは毛頭なく、本当のところは彼のそういう投球スタイルに魅力を感じていたのだ。もろさを内に抱えながら、もがきながらも相手をねじ伏せていく、その粘り強い投球スタイルに惹きつけられていたのだ。

彼のそういう投球スタイルは、きっと阪神の選手となっても変わらないのだろう。阪神ファンの皆さんには、彼が救援投手としてマウンドに上がった直後、ヒットを打たれたり四球を出したりしても、少し辛抱していて下さいとお願いしておかなければならない。彼は必ずピンチを切り抜けてくれるはずだからだ。

マリーンズとはリーグが違うから、日本シリーズで阪神と対戦するまでは、小林投手を引き続き応援しようと思っている。

posted by 里実福太朗 at 01:48| 里ふくろうの日乗

2011年03月03日

ひな祭りの日のお土産はマカロン

まだ退職前の頃のこと、京成電車では、「快速特急」を略して「快特」とアナウンスしていた。「快特」としてしまっては、「快速」と聞き間違えるおそれがあるのに、どうして略してしまうんだろう、といつも疑問に思っていた。

そんなことを思い出しながら、勤め帰りの人たちに混じりながらホームで快速特急が来るのを待っている時、隣に並んでいた中年男性にふと目を向けると、その男性は早稲田カラーの紙袋をさげていた。そして紙袋には、大きく「DALLOYAU」と記されていた。

どう読むのだろうと思いつつ、一字一字追ってローマ字読みをしてみると「ダッロヤウ」となってしまう。どうも英語ではないようだと思ったその時、あることを思い出した。そうだ、フランス語だ。つい最近、その発音の仕方を確かめたではないか。「ダロワイヨ」とよむフランスの菓子店の名前だったのだ。

その小豆色の紙袋の中には、きっとマカロンが入っているのだろう。ホワイトデーまではまだ間があるから、バレンタインのお返しとしてはまだ早すぎる。大の大人が自分用として買っていくことはまず考えられないから、家族へのお土産なのだろうか。紙袋の大きさから推察すると、たぶん12個入りのマカロンだろう。もしそうならば家族構成は、奥さんと難しい年ごろの女の子が二人、といったところだろうか。

今日は3月3日、ひな祭りの日だ。娘たちとは会話を交わすことはほとんどないけれど、女の子が好みそうなきれいなお菓子でもお土産に買って帰れば、気むずかしい娘たちもチョットは笑顔を見せてくれるかもしれない。そんなことを思って、マカロンを買い求めたのだろう。

近ごろは、いろいろな種類のマカロンが店頭に並んでいる。ショーケースの前に立ったものの、その男は種類の多さに圧倒されたにちがいない。何を選ぼうかと途方に暮れて棒立ちになっていると、若い店員さんが、
「何にいたしましょうか」
と声をかけてくる。目はおよぎ始め、いっそのことその場から逃げ出してしまいたいと思っても、金縛りにあったように体が動かない。どうしてマカロンを買おうなどという気持ちを起こしてしまったのか、そのことを悔やんでみてももう遅い。
「このあたりが人気商品ですが」
男の心中を察したのか、店員さんが助け船を出してくれる。
「人気のあるもの、3個ずつ4種類」
言い方がぶっきらぼうになってしまうのは、仕方がない。
「全部で12個ですね」
そう確認して、店員さんは手際よく選んで箱に入れていく。その様子を眺めているうちに、男はやっと人心地がついてくる。

そんなふうにして、やっと買い求めたマカロンだったのだ。柄でもないことをしたと悔やむ気持ちは、もう消えていた。手にしている紙袋の中のマカロンのことを思うと、チョットした達成感さえ感じていた。

こんなふうに想像してみたものの、男はほんとうにそんな気分にひたっているのだろうか。それを確かめるために男の表情をうかがおうとしたが、帰りのラッシュアワーに差し掛かった車内はかなりの混みようで、うかがう術はなかった。
 
posted by 里実福太朗 at 23:40| 里ふくろうの日乗

満開の桜とパンダ

都心に出た日は、上野経由で帰ることが多い。昨日もいつも通り、JR上野駅の改札口を出て京成上野駅に向かおうとしたところ、満開の桜の樹の下にパンダが座っている光景に出遭った。

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パンダの公開は、3月下旬が予定されている。その頃は、桜の花のたよりも届き始めていることだろう。上野の山の桜並木も、花が咲き始めていることだろう。今年の春の上野の山は、花見客とパンダ見物の客とで、大変な騒ぎになりそうな予感がする。

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posted by 里実福太朗 at 15:35| 里ふくろうの日乗

上野動物園のパンダ

中国から大金をはたいて借りたパンダは、すでに上野動物園に到着しているそうだ。公開はもう少し先のことで、3月下旬になるらしい。

上野動物園の招待券が手に入り、その有効期限は3月末だから、もう少し待てばその券でパンダを観ようと思えば観ることができる。しかし、ものすごい混雑になることは言わずもがなである。よく宣伝の行き届いた美術館で名画を見るのと同じような、あるいはもっとひどい混雑になることは必至である。そこでパンダが公開される前に行ってみることにしたのが、先週の金曜日のことだった。

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気の早い人は、改修中のパンダ舎だけでも一目見たいとやって来るらしいが、われわれ夫婦は断じてそんな心情は持ち合わせていないことを、念のため断っておくことにする。表門をくぐるとパンダが迎えてくれた。もちろん作り物だが、初めての来園記念として写真におさめておいた。

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posted by 里実福太朗 at 15:12| 里ふくろうの日乗

2011年03月01日

600メートル直前のスカイツリー

3月に入った今日、東京スカイツリーの高さが600メートルを超えたそうだ。それは13時29分のこと、今までの594メートルの高さから601メートルに伸びて、夕方には604メートルに達した。今月中には最終的な高さである634メートルになるそうだ。

次の写真は、まだ600メートル超えしていなかった2月25日に、上野動物園で撮影したものだ。600メートルを超える直前の写真は、もう二度と撮れないのだから、そういう意味では貴重な写真になりそうだ。まァ、その高さの写真を撮った人は、ほかにもたくさんいらっしゃるとは思いますが…

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posted by 里実福太朗 at 23:45| 里ふくろうの日乗