テストがうかりますように
1億円当たりますように
嵐コンのチケットが当たりますように
健康で快活に働けますように
良い職に出会えますように
ダイエットがうまくいきますように

七夕の日が近づくとともに思い出されるのが、童謡「たなばたさま」。その「たなばたさま」を作詞した権藤はなよについて調べるために、久しぶりで国会図書館に向かったのだった。
先日甲府在住の従妹から、ある雑誌に権藤はなよの作品が載っているはずだから調べてみてくれないかという依頼があった。まず家のパソコンから、国会図書館の検索システムを使って調べてみたところ、復刻版の存在が確認できた。そこで、今日出かけたというわけだ。
国会図書館で資料を閲覧するためには、まず館内に設置されたNDL-OPAC(オンライン目録)端末で資料を検索して、画面上からオンラインで申し込むことになっている。家で印刷しておいたその雑誌の資料を手元に置いて、家と同じように検索してみたのだが、予想外のことが起こった。何回繰り返してもヒットしないのだ。いったいどういうワケなんだ。
キツネにつままれたような気分で、総合案内に助けを求めに行った。理由はすぐに分かった。その雑誌は東京本館の所蔵ではなく、国際子ども図書館にあるということなのだ。それが東京本館の検索システムで探しても、見つからない理由だった。館内の検索システムでは、当該館の所蔵本のみ検索できるなんて、どうしてそんな不親切な制限をかけるのだろう。信じられないことだ。
家で印刷した資料の「所蔵情報」には、所蔵館に関する記述はなかった。そこで係りの人に尋ねた。
「所蔵館はどのようにすれば確認できるんですか」
返答はこういうことだった。書誌情報の画面で、さらに「所蔵詳細/申込み」ボタンをクリックすると、次の画面で所蔵館を確認できると…。さらに係りの人は、その雑誌は現在ディジタル化の作業中で、半年間ほど利用できないとも言ったのだった。
こんなことなら、最初から別の図書館に行けば良かった、と思っても時すでに遅し。実は、オープンカレッジの運営母体である大学の図書館にも、その雑誌があることは確認済みだった。国会図書館とその大学図書館のどちらに行こうかと迷ったのだけれど、結局国会図書館に決めたのだった。
こうなったからには、気を取り直して大学図書館に行かざるを得ない。時刻はすでに12時を回っていた。まずは腹ごしらえ、6階の食堂に行くことにした。