2010年07月26日

国会図書館はセミしぐれ

ここ佐倉地方では、ニイニイゼミの鳴き声がよく聞こえてくる。夫人の言によれば、屋根にアブラゼミの死骸がのっていたということだが、鳴き声はまだ聴いていない。先日幕張の免許センターに行った際、アブラゼミが駐車場に白い腹を見せて仰向けにころがっているのを見つけた。周囲からはアブラゼミの鳴き声は聞こえてこなかった。

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国会図書館周辺の林では、セミがけたたましく鳴いていた。ニイニイゼミだけではなく、アブラゼミの鳴き声も聞こえた。道路をはさんだ向かい側にある参議院別館あたりの林からは、ミンミンゼミの鳴き声までも聞こえてきた。普通セミは、種類によって地上に顔を出して鳴き始める時期がずれているのだが、いろいろなセミが入り交じって一斉に鳴くという現象も、この猛暑の影響なのかもしれない。

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権藤はなよは、昭和7年に「雪こんこお馬」という童謡集を出版している。そのことは、甲府在住の従妹が送ってくれた資料で初めて知った。著者名は、「権藤はな子」となっているそうだ。その童謡集の復刻版が国会図書館にあることが分かり、さっそく出かけて調べることにしたのだった。
 
posted by 里実福太朗 at 00:00| 里ふくろうの日乗