2013年06月28日

アオバズクは抱卵中

アオバズクのヒナが巣立っていくのは、親が抱卵を始めてから50日前後だと聞く。城址公園のアオバズクが抱卵を開始した時期は定かではないが、去年の巣立ちの日を思い起こせば、まだ一生懸命卵を温めていると思われる。そうは思うものの、やはりアオバズクのことが気になって、久しぶりで城址公園を訪ねた。

こちらのそんな気持ちをよそにして、アオバズクはいつもの枝のいつもの位置に、いつもの姿でとまっていた。一目見てずいぶんほっそりした感じだと思ったが、見る角度によるものだった。場所を変えてみたところ、特徴のあるふっくらとした羽毛に包まれた変わらない姿がそこにあった。

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写真を撮っていると、通りがかりのオジサンが声を掛けてきた。聞くところによると、用事があって城址公園に来ることがあるそうで、その都度アオバズクの様子を確かめていくという。いつごろ巣立ちの日を迎えるのだろうかと聞かれたから、去年の例を教えてあげた。しばらく立ち話をしてから去って行った。

アオバズクは依然として同じ姿勢を保って枝にとまっていた。少しは動いてくれないものかと、「ほーほー」と鳴き声をまねてみた。その鳴き声に反応したのは、意外にもアオバズクではなく先ほどのオジサンだった。立ち去る歩みを止めて、こちらの方に振り向き、
「いま鳴きましたね」
と言うではないか。アオバズクの鳴き声を聞いたと思いこんでいるのだから、それをぶち壊してしまうのも忍びなく、
「ええ、聞こえましたね」
と応えてしまったのだった。

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posted by 里実福太朗 at 23:50| 里ふくろうの日乗